ホームランより勝負どころのヒット

Amazon「Kindle」大人気、供給不足でCEOが謝罪


アメリカで昨年11月にアメリカで発売された電子書籍リーダー「Kindle」が大人気らしい。


個人的には、電子書籍リーダーってニーズはあるけどなかなか普及しないと思っていた商品だった。


本は、重いから持ち運びは面倒だし、多くなってくると保存場所にも困る。
電子情報ならこういった問題を解決し、さらにキーワードで検索できるなどより便利である。


しかし、今まで電子書籍リーダーが普及しなかったのは、インターフェースに問題があったからだと思う。


つまり、ディスプレイで長時間文字を読むのは目が疲れるからだ。


その点だけがボトルネックになっていたのだと思う。

電子インクを使用した高解像度の画面はバックライトを使用しておらず、太陽光の下でも実際の紙面を読む感覚で読めるという。


しかし、「Kindle」は、このボトルネックを解決したのかもしれない。


それはブレイクスルーと言えるような大げさなものじゃないが、もしかすると人々のライススタイルを変えるような重要な改善なのかもしれない。


電子書籍リーダーが普及すれば、部屋に本棚がなくなり、アマゾンで買い物して本の受け取りまで待つ必要もなくなる。それに、学校の授業風景も一変するだろう。


僕もこれからネットサービスのプロデューサーを目指すものとして、ホームランを狙うより勝負を決めるような重要なヒットを狙いたい。